IDEA DEVELOPMENT株式会社 アイディア社
企業向け社員研修会社 全国対応の人材育成企業
研修事例

管理職のコーチング研修|マイクロラーニング+個別コーチングの設計事例

新任管理職が数人という少人数の組織では、集合研修は割高で公開講座は自社課題と噛み合わない。限られた予算で部下育成・成長支援力を高めるため、マイクロラーニングと個別コーチングを組み合わせた5ヶ月プログラムの設計事例。

管理職のコーチング研修|マイクロラーニング+個別コーチングの設計事例

研修テーマ

マイクロラーニング(5分映像)+プロコーチによる個別コーチング(全3回)+職場実践を循環させる体験学習サイクル




対象となる新任管理職が数人しかいない──こうした少人数の管理職育成では、集合研修だと受講者一人あたりの費用が高くつき、汎用的な公開講座では研修内容が自社の業務課題と噛み合わないというジレンマが生じます。一方で、管理職に求められる能力は部下の成長支援とコーチングであり、座学のインプットだけでは現場で使えるレベルまで到達しません。限られた予算で管理職のコーチング力をどう育てるか──こうした悩みの背景には、「管理職研修は集合形式が前提」という発想にとらわれているという構造的な課題があります。

本事例では、少人数の新任管理職向けに、マイクロラーニング(短尺の映像学習)とプロコーチによる個別コーチングを組み合わせ、5ヶ月かけて部下育成・成長支援力を高めた管理職研修の実例を紹介します。なぜ集合研修ではなくこの形式を選んだのか、なぜコーチングを管理職自身が「受ける側」で体験するのか──設計判断の理由を一つひとつ言語化することで、自社の管理職育成、とりわけ対象人数が少ないケースの見直しや新規企画に活用できる具体的な手がかりをお届けします。

少人数の管理職育成が抱えやすい3つの課題

具体的な設計の話に入る前に、少人数の管理職育成で繰り返し起きやすい課題を整理しておきます。アイディア社が研修設計の相談を受ける際、対象が数人規模の新任管理職というケースで共通して見られるのが次の3つです。いずれも「研修内容が悪い」のではなく、研修の組み立て方そのものに構造的な問題があるパターンで、思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか。

1

集合研修の割高化

症状

対象の新任管理職が数人しかおらず、集合研修だと受講者一人あたりの費用が高くつき、研修予算が見合わない。

根本原因

研修コストを「人数×単価」の集合形式で固定的に考え、少人数に適した別の形式を検討していない。

2

公開講座の不一致

症状

割高な集合研修を避けて汎用的な公開講座を選んでも、研修内容が自社の実際の業務課題と噛み合わない。

根本原因

「出来合いのプログラム」で済ませ、自社の管理職が現場で直面している具体的な育成課題に合わせていない。

3

座学だけで終わる育成

症状

部下育成やコーチングの知識をインプットしても、現場で実際に使えるレベルまで到達しない。

根本原因

成長支援やコーチングは「知識」より「体験」で身につくのに、座学中心で受講者自身が体験する機会がない。

3つの課題に共通する構造は、「集合形式・汎用プログラム・座学」という従来型の研修の枠組みが、少人数かつ実践重視の管理職育成に合っていないことです。費用は人数前提のままで割高になり、汎用プログラムは自社課題とずれ、座学は体験の機会を欠いたまま終わります。本事例ではこの3つを、マイクロラーニング(必要な知識を効率的にインプットする)・個別コーチング(コーチングを受ける体験から学ぶ)・職場実践(現場で試す)の組み合わせによって同時に解決しました。次のセクションから、その設計判断の中身を一つひとつ解説していきます。

設計の判断|「学ぶ・受ける・実践する」の組み合わせに込めた意図

本事例の管理職研修は、「マイクロラーニングで学ぶ」「個別コーチングを受ける」「職場で実践する」という3つの要素を組み合わせて構成されています。一見すると、単に研修形式を分散させただけに見えるかもしれません。しかし、それぞれの要素を「なぜその形式にしたのか」には明確な設計判断が込められています。下の表で、3要素それぞれの内容と「なぜこの形式を選んだのか」「どんな場面で効くのか」を整理しました。

要素 1

マイクロラーニング(学ぶ)

要素 2

個別コーチング(受ける)

要素 3

職場実践(試す)

内容

部下育成・成長支援のノウハウを5分程度の短尺映像で学ぶ。ティーチング/1on1/コーチング/ストレングスレビューなど、必要なテーマを必要なときに視聴。

内容

プロコーチによる1対1のコーチングを複数回受ける。育成の悩み・課題・不明点を直接コーチと解決する(1回20分程度)。

内容

学んだ内容を実際の部下育成の場で試す。インプット→職場実践→コーチングのサイクルを研修期間中に繰り返す。

なぜこの形式か

少人数でも低コストで提供でき、全員の日程を合わせる必要がない。必要なテーマだけを選んで学べるため、限られた予算を無駄なく使える。

なぜこの形式か

コーチングは「受ける体験」を通じてこそ価値と技術が腹落ちする。管理職自身がクライアントの立場で体感し、自分が部下に行う際の見本にできる。

なぜこの形式か

成長支援スキルは現場で使って初めて定着する。実践した内容をコーチングで振り返ることで、学びが行動に変わっていく。

効く場面

基礎知識のインプット、業務の合間の自己学習、コーチング前の予習。

効く場面

自分の育成課題の言語化、コーチングスキルの体得、職場実践のフィードバック。

効く場面

日々の1on1、部下へのフィードバック、育成施策の実行。

3要素の循環構造:マイクロラーニングで「学び」、個別コーチングで「受ける体験」をし、職場実践で「試す」。この3つが循環することで、座学だけでは身につかない成長支援力が定着する。

この組み合わせで最も重要な判断は、コーチングを管理職自身が「受ける側」で体験させることです。コーチングのテクニックを座学で教えても、実際に部下に対して使えるようにはなりません。プロコーチから本物のコーチングを受けることで、「問いを投げかけられて自分で答えに気づく」という感覚を体感し、それが自分が部下にコーチングをする際の見本になります。知識として教わるのではなく体験から学ぶ設計が、座学型研修との決定的な違いです。

もう一つの重要な判断は、3要素を一度きりで終わらせず循環させることです。マイクロラーニングでインプットし、職場で実践し、その実践をコーチングで振り返る──このサイクルを5ヶ月かけて複数回まわすことで、学びが定着します。単発の研修では「当日は分かったが翌週には元に戻る」となりがちですが、実践とコーチングの往復が、学びを現場の行動へと変えていきます。

アイディア社では、少人数の管理職にも対応した実践型マネジメント研修を提供しています。マイクロラーニングと個別コーチングを組み合わせた設計や、貴社の対象人数・予算・課題に合わせたカスタマイズについてもご相談いただけます。

▶ 管理職・実践型マネジメント研修の詳細を見る

プログラムの詳細と設計意図(5ヶ月の流れ)

ここからは、5ヶ月のプログラムを「説明会→マイクロラーニング→個別コーチング(全3回)」の3フェーズに分け、それぞれの具体的な内容と「なぜそう設計したか」を解説します。各フェーズの内容は素材となった実際のプログラムに基づいた実例であり、設計意図は「他の選択肢もあったなかで、なぜこの構成にしたのか」を言語化したものです。自社の管理職育成の見直しや新規企画の参考としてご活用ください。


PHASE 1

説明会(3月)

オンライン20〜30分
内容

研修の目的の共有

プログラム全体像(5ヶ月の流れ)の説明

「コーチングとは何か」の基礎説明

進め方・スケジュールの確認

設計意図

いきなり学習に入るのではなく、最初に「なぜこのプログラムなのか」「コーチングとは何か」を20〜30分で共有します。少人数だからこそ一人ひとりが目的を理解した状態でスタートでき、5ヶ月間を走り抜けるモチベーションの土台になります。短時間で済ませることで、管理職の負担も最小限に抑えています。

PHASE 2

マイクロラーニング(4月)

5分映像
内容

学習カテゴリ:キャリア/マネジメント/上長ツール/モチベーション/フォロー/問題解決

主なトピック:ティーチング、1on1ミーティング、コーチング、ストレングスレビュー、タスクマッチング 等

必要なテーマを必要なときに視聴

設計意図

部下育成・成長支援のノウハウを5分単位の短尺映像に分割しています。集合研修のように日程を合わせる必要がなく、業務の合間に視聴できます。次のコーチングで扱うテーマの予習にもなるため、限られたコーチング時間を「悩みの解決」に集中させられます。詰め込みすぎず、目的を絞った映像にすることが定着のポイントです。

PHASE 3

個別コーチング 全3回(5〜7月)

1対1×20分
内容(コーチング1回20分の型)

0:00 挨拶 / 0:30 テーマの確認

1:00 取り組み内容の共有

4:00 進捗状況(結果/達成度)

7:00 うまくいったポイント/障害

13:00 テーマ以外の取り組みと気づき

16:00 次のステップ / 18:00 質疑応答 / 20:00 終了

設計意図

プロコーチによる1対1コーチングを月1回×3回。管理職は「コーチングを受ける体験」を通じて、問いかけで気づきを引き出す感覚を体得します。毎回「テーマ確認→進捗→障害→次のステップ」という型で進むため、職場実践の振り返りが自然に組み込まれ、インプット→実践→振り返りのサイクルが回ります。回を重ねるごとに自分の育成課題が具体化していくのが狙いです。

5ヶ月を通して共通する設計原則は、各フェーズの間に必ず職場実践を挟むことです。説明会で目的を共有し、マイクロラーニングでインプットしたら、その内容を職場の部下育成で試す。そして月1回のコーチングで実践を振り返る──この往復を3回繰り返すことで、研修当日のインプットと職場での行動変容を強制的に接続します。「研修を受けたが現場で使われない」という管理職育成にありがちな失敗を、5ヶ月という期間と循環の構造そのもので予防している設計です。

コーチングを軸にした管理職育成でよく直面する課題と解決策を体系的に整理した記事として、管理職コーチング研修|現場で機能する5つの課題と解決策もあわせてご覧いただくと、本事例の5ヶ月プログラムが「現場でよくある5つの課題」のどこに効くのかをご理解いただけます。

限られた予算で成果を出す3つの工夫

3要素の組み合わせがどれほど優れていても、運用が雑だと限られた予算は活きません。本事例では、少人数・低予算という制約のなかで最大の成果を出すために、3つの工夫を組み込んでいます。いずれも「プログラム内容を変える」のではなく「運用のしかたを変える」工夫です。自社の管理職育成にすぐ取り入れられる視点として、ぜひ参考にしてください。

工夫① 目的を絞り、あれもこれも詰め込まない

マイクロラーニングは手軽に作れるぶん、あれもこれもと詰め込みたくなります。しかし、それこそが失敗のもとです。学習テーマが増えるほど一つひとつが浅くなり、受講者は「結局どれを実践すればいいのか」が分からなくなります。本事例では、「部下育成・成長支援」という目的に絞り込み、1本5分程度の実践的な映像だけを用意しました。短く・少なく・実践的に。この3点を守ることが、忙しい管理職にとっての「見られるマイクロラーニング」の条件です。

目的を絞ることのもう一つの効果は、後続のコーチングとの連動が明確になることです。学習テーマが「部下育成・成長支援」に統一されているため、コーチングで扱う悩みも自然とその範囲に収束し、5ヶ月のプログラム全体に一本の筋が通ります。

工夫② コーチングとティーチングを混ぜて成長支援力を高める

部下育成には「教える(ティーチング)」と「引き出す(コーチング)」の両方が必要です。どちらか一方では、指示一辺倒になったり、逆に放任になったりします。本事例では、マイクロラーニングでティーチングの型を学びつつ、プロコーチから実際にコーチングを受けることで、両方をバランスよく体得します。

特にコーチングは、受ける体験がそのまま見本になります。「問いを投げかけられて自分で答えにたどり着く」感覚を管理職自身が味わうことで、それを自分の部下に対しても再現できるようになります。座学で「傾聴が大事」と教わるのと、実際に深く聴いてもらう体験をするのとでは、定着度がまったく違います。

工夫③ インプット→職場実践→コーチングのサイクルを回す

3つ目の工夫は、学んだら終わりにせず、必ず職場で試し、その実践をコーチングで振り返るという循環をつくることです。マイクロラーニングで得た知識を職場の部下育成で実際に使い、うまくいった点・つまずいた点を次のコーチングで整理して、また次の実践につなげる。この往復を繰り返すことで、知識が「現場で使える力」へと変わっていきます。

体験学習サイクル:5ヶ月で3回まわす

STEP 1

インプット

マイクロラーニングで必要なノウハウを学ぶ

STEP 2

職場実践

学びを実際の部下育成の場で試す

STEP 3

コーチング

実践を振り返り、次の一手を決める

この3ステップを5ヶ月で3回繰り返す。1回で完結する座学と違い、実践と振り返りの往復を重ねることで、成長支援力が現場の行動として定着する。

このサイクルの核心は、学びを「研修の中」で完結させず「職場の行動」に変えることです。インプットだけでは知識止まり、実践だけでは自己流から抜け出せません。コーチングで実践を客観的に振り返る一手が入ることで、次の実践の質が上がり、回を追うごとに成長支援の精度が高まっていきます。

ここまでの3つの工夫(目的を絞る/コーチングとティーチングを混ぜる/サイクルを回す)は、それぞれ単独でも効果がありますが、組み合わせることで限られた予算でも確実な成果につながります。次のセクションでは、これらを自社の管理職育成に応用する際のチェックポイントを4つの観点で整理します。

人事担当者が自社に応用するためのチェックポイント

本事例のプログラムをそのまま自社に導入することは、多くの場合難しいでしょう。対象人数・予算・既存の研修体系が企業ごとに異なるためです。重要なのは、本事例の設計思想を抽出して自社の管理職育成に応用すること。下の4つのチェックポイントで、自社の現状と本事例の設計を比較してみてください。


CHECK 1

研修形式の選択|少人数なら集合研修以外の選択肢を検討しているか

よくある落とし穴

対象が数人でも「研修=集合研修」と決めつけ、一人あたり割高なまま実施する。あるいは予算が合わず、管理職育成そのものを見送ってしまう。

本事例のアプローチ

マイクロラーニング+個別コーチングという少人数に適した形式を選び、集合研修より低コストで、かつ自社課題に合った育成を実現。

自社で試す

対象人数を書き出し、「集合研修以外の選択肢(映像学習・個別コーチング・公開講座)を検討したか」を確認する。人数ありきで集合形式に固定していないか。

CHECK 2

コーチングの体験|受ける側の体験を組み込めているか

よくある落とし穴

コーチングを「やり方の講義」として教えるだけで、管理職自身がコーチングを受ける体験がない。結果、テクニックの暗記で終わり現場で使えない。

本事例のアプローチ

プロコーチによる本物のコーチングを管理職が受け、「問いで気づきを引き出される」感覚を体感。それが自分が部下に行う際の見本になる。

自社で試す

自社のコーチング施策に「受講者自身がコーチングを受ける時間」があるか確認する。座学とロールプレイだけになっていないか。

CHECK 3

学習設計|マイクロラーニングの目的を絞れているか

よくある落とし穴

あれもこれもと学習テーマを増やし、1本が長く本数も多すぎて、忙しい管理職に視聴されないまま終わる。

本事例のアプローチ

「部下育成・成長支援」に目的を絞り、1本5分程度の実践的な映像に限定。短く・少なく・実践的にして視聴率を確保。

自社で試す

自社の学習コンテンツのテーマ数と1本の長さを確認する。目的が絞れているか、業務の合間に見られる長さに収まっているか。

CHECK 4

定着設計|インプット→実践→コーチングのサイクルが回るか

よくある落とし穴

学んで終わり、または実践しっぱなしで振り返りがない。インプットと現場が断絶し、学びが行動に変わらない。

本事例のアプローチ

インプット→職場実践→コーチングの振り返りを、5ヶ月で3回循環させる。実践と振り返りの往復が学びを定着させる。

自社で試す

プログラム表に「職場実践の期間」と「振り返り(コーチング・1on1)の時間」が組み込まれているか確認する。インプットだけで完結していないか。

4つのチェックポイントのなかで、特に多くの企業で手薄になっているのがCHECK 1(研修形式の選択)とCHECK 2(コーチングの体験)です。少人数だと「研修は難しい」と諦めるか集合研修で割高に実施するかの二択になりがちで、コーチングも“受ける体験”までは組み込めていないケースが大半。逆にいえば、この2つを見直すだけで、限られた予算でも管理職育成の質は大きく変わります。

本事例の軸となる「コーチングを活かした部下育成」については、管理職コーチング研修|現場で機能する5つの課題と解決策で、現場の管理職がよく直面する課題と具体的な解決策を体系的に整理しています。コーチングを単独で導入する場合の注意点や、本事例の5ヶ月プログラムにコーチング要素を厚めに組み込みたい場合に、あわせてご参考にしてください。

よくある質問

Q1. 少人数の管理職育成にコーチングを使うと、費用対効果は合いますか?

個別コーチングは1対1のため一見コストが高く見えますが、対象が少人数であれば集合研修より総額を抑えられるケースが多くあります。集合研修は人数に関わらず講師費・会場費・教材費が固定的にかかるため、対象が数人だと一人あたりの費用が割高になります。一方、マイクロラーニング(一度作れば繰り返し使える)と必要回数の個別コーチングを組み合わせる本事例の形式なら、人数に応じて柔軟にコストを調整できます。さらに、コーチングは一人ひとりの実際の業務課題を扱うため、汎用研修より実践への転換率が高く、投じた費用が成果に結びつきやすいという利点もあります。

Q2. マイクロラーニング(短尺映像)だけで、管理職の部下育成力は身につきますか?

映像学習だけでは不十分です。本事例がマイクロラーニングと個別コーチングを組み合わせているのは、知識のインプット(映像)と、それを現場で使えるようにする体験・振り返り(コーチング)の両方が必要だからです。映像で「ティーチングとは」「コーチングとは」を学んでも、実際に部下に対して使えるかは別問題です。プロコーチから実際にコーチングを受け、職場で試し、その実践を振り返るというサイクルを通じて初めて、知識が現場の行動に変わります。マイクロラーニングは「効率的なインプット手段」と位置づけ、定着は実践とコーチングで担保する設計が効果的です。

Q3. コーチングは社内の上司や人事が担当してもよいですか?プロコーチに依頼する意味はありますか?

社内でコーチングを行うことも可能ですが、本事例でプロコーチを起用しているのには理由があります。第1に、新任管理職が「本物のコーチングを受ける体験」をすることで、コーチングの良さと技術を実感でき、それが自分が部下に行う際の見本になります。社内の上司によるコーチングだと、評価者との関係や利害が絡み、率直に悩みを話しにくい面もあります。第2に、プロコーチは中立的な立場で、育成の悩み・課題・不明点を引き出すスキルに長けています。ただし、コストや内製化の方針によっては、まずプロコーチで「型」を体験し、その後は社内の1on1に展開していくというハイブリッドな進め方も現実的です。

Q4. このプログラムは5ヶ月かかりますが、もっと短期間に圧縮できますか?

圧縮は可能ですが、効果とのトレードオフに注意が必要です。本事例が5ヶ月かけているのは、インプット→職場実践→コーチングのサイクルを複数回まわすためです。期間を縮めるとこの往復回数が減り、「学んだが現場で定着しない」状態に戻りやすくなります。どうしても短縮する場合は、コーチングの回数を3回から2回に減らす、説明会とマイクロラーニングを同じ月に圧縮する、といった調整が考えられます。ただし、期間の長さそのものよりも「実践と振り返りの往復回数」が定着を左右するため、回数を確保したうえで間隔を詰めるほうが、全体を一律に短縮するより効果的です。

Q5. 集合研修と、本事例のようなマイクロラーニング+個別コーチング型は、どう使い分けるべきですか?

対象人数と目的で使い分けるのが基本です。集合研修は、ある程度の人数に共通の知識・スキルを一斉に伝える場合や、受講者同士の相互作用・チームビルディングを狙う場合に向いています。一方、本事例のマイクロラーニング+個別コーチング型は、対象が数人と少なく、一人ひとりの業務課題に合わせた個別性の高い育成をしたい場合に適しています。新任管理職が少人数で、かつ実際の部下育成の悩みを解決しながら学ばせたいなら、後者が費用対効果に優れます。両方を組み合わせ、共通知識は集合研修やマイクロラーニングで、個別課題はコーチングで、と役割分担する設計も有効です。

少人数の管理職育成をお考えの方へ

「少人数の新任管理職を低予算で育てたい」「マイクロラーニングと個別コーチングを組み合わせた管理職育成を設計したい」「コーチングを“受ける体験”から始めたい」──こうしたご要望に、貴社の対象人数・予算・課題に合わせた最適なプログラムをご提案します。

お問い合わせ・ご相談(無料)

関連コンテンツ

「わかった」で終わらない。「できる」ようになる。
研修内容を実践で活かし、徹底した定着フォローにより職場で成果を出す

演習中心の飽きさせないダイナミックな研修

人材育成、企業研修に関するお問い合わせはこちらからどうぞ

WEBサイトに掲載されていない研修も多数ございます。
最適なご提案をさせていただきます

03-5368-0890
メールフォームからのお問い合わせはこちら
メルマガ登録
無料レポートダウンロード
Copyright IDEA DEVELOPMENT INC.
All rights reserved.
TOPへ