【セミナーレポート】ATD人材育成国際会議2023 報告会

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イベント内容

ATD人材育成国際会議2023のキーワードは「成果」です。今までのATDでも取り上げられていたことではありますが、それらと比べてもさらに新鮮なアイディアが多数紹介されており、とても興味深いです。今回は、そのような人材育成の成果を高めるためのノウハウを4つの切り口から伝えます。

INPUT

パンデミック直後ということもあり、心理的安全性やマインド、エンゲージメントのようなヒューマン関連のテーマが注目されました。それ以外では、変化の激しいこの時代についていくために必要な、マインドやリーダーシップ、イノベーション、スキルのように、人材育成では定番になりつつあるトピックについての新しい工夫や成功事例が複数ありました。

OUTPUT

ここ数年eラーニング、リモート研修、オンデマンド学習といったツールの活用が盛んとなりました。どのツールもとても便利ですが、使い方によっては受講者が受身的となり、学んだスキルがしっかりと身につきません。そうならないためには、それそれのツールの良さを活かした演習やアウトプットが必要不可欠です。

今年のATD-ICEで、ラーニングテクノロジーを上手く使うことによって演習やアウトプットを増やし、研修効果を高める事例とノウハウが多く紹介されていました。

例えば、チャットボットによる個別コーチング、職場実践とビジネス成果を高めるためのOJTの工夫、VRを使った習得度の向上、脳科学を活かした研修内容を受講者の長期記憶に残す脳科学の活用、などが挙げられました。

PROGRAM

ここまでは、インプットとアウトプットを切り取ってお伝えしましたが、具体的な研修プログラムの事例も紹介します。例えば、

・受講者のニーズ分析を的確に掴むヒント

・経営方針と人材育成施策のベクトルを合わせるテクニック

・効果を高める研修設計のコツ

・複雑なラーニングジャーニーをスムーズに実行するノウハウ

などのとても興味深い事例をわかりやすくお届けいたします。

今挙げたプログラムの他に、一番面白いと感じた切り口は受講者一人ずつに合わせた「マイラーニング・ジャーニー」という考え方です。無理なく個人に合わせてオリジナル研修を行うスタイルの事例も、ぜひお伝えしたいと思います。

RESULTS

成果にこだわる上では、アセスメント・フィードバック・研修効果測定がとても重要です。確実に成果が出るように、それぞれ参考となる新しいツールと方法もピックアップしました。今後、研修効果の刷新を図りたいと考えている方に特にお勧めです。

セミナー参加者の生の声

・最新の情報を効率良く/分かり易く入手できた点。
　いつもそうですが、自分事になりやすい切口で情報をいただける点が良い

・ATDでのホットなトピックスがINPUTできて大変有意義でした。
　英語が苦手なので日本語の要約解説と資料は、後から振り返るときに大変助かります

・人材育成チームからビジネスパートナーへが個人的に良かったです。
　トップガンも最高です

・受講者に合った講義の仕方を考えることは重要だと感じました。
　また、研修効果測定は早いタイミングで結果が出そうか
　チェックして改善をすることが必要なことは、その通りだと感じました

・ChatGPTでのコーチングで研修内容定着支援など最新の動向が分かった。
　それだけでなく王道を行く方法の重要性も再認識できた

・研修担当者が入手した情報について実は実務において
　フィードバック出来ていない発言は面白く感じました。→自分自身もそうですが・・・

・IT活用に関して、VRまでの導入は費用・効果面から導入の難しさを懸念していたが、
　チャットボット機能の利用であれば、情報の蓄積も含み活用が検討できるのではと感じた

・冒頭のご説明であったとおり、盛りだくさんなカンファレンスの内容から、
　影響度や実現価値の高そうなものをハイライトしてご紹介いただけたため。
　また、「２．６結果にこだわる実践的なイノベーション研修」の例のように、
　理想と現実のギャップや、欧米と日本の学習者の傾向の違いなどの
　追加情報を聞けたことも参考になりました

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1. PROGRAM

2. INPUT

3. OUTPUT ＋ RESULTS

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