若手社員の人材育成を共に考えるにセミナーを開催しました
今年も企業の人材育成ご担当者様向けに、若手社員の人材育成を共に考える無料セミナー「1-2-3年目社員育成FORUM 2017」を開催しました。当日の模様をフォトムービーとレポートでご紹介します。
- セミナー名称:1-2-3年目社員育成FORUM 2017
- 開催日時:2017年10月17日(火)10:00~17:00
- 会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
- 参加者数:76名
【スケジュール】
第1部 記憶に残すハイインパクト研修
1.1 デジタルネイティブ世代に効く研修
1.2 ダイナミックな演習中心型研修へ変換するコツ
1.3 効果的なブレンドラーニング
お客様による事例発表
第2部 できるまで徹底する定着フォロー
2.1 効果的なフォロー研修
2.2 現場の成果につながるラーニングトランスファーとOJT
第3部 研修効果を明確にする成果確認
3.1 成果確認方法のバリエーション
第1部 記憶に残すハイインパクトトレーニング
1.1 デジタルネイティブ世代に効く研修
出席者の皆様には数名ごとのグループに別れて着席してもらい、各グループで自己紹介も兼ねて「若手社員に求めていることは何か?」「若手社員に対しての育成課題は何か?」という2つの質問についてディスカッションしてもらいました。会場からは理念の浸透、自主性・自立性、リーダーシップを持って欲しいという意見が出ました。現代の若手社員には、短期間で戦力として活躍してもらうことが求められています。
生まれた時からデジタル環境の中で育ったデジタルネイティブの特徴を知っていただくために、1日の情報収集量はどのくらいか、どのような傾向や特徴があるか、どのような情報をどのような方法で収集するのか、などいくつかの質問についてスマホやiPadなどのデジタルデバイスを使ってリサーチしていただきました。
この中で特に注目すべきリサーチ結果は「彼等は何でもデジタルデバイスを通して情報収集している」「3秒でその情報コンテンツを読むかどうかを決めている」「1日のうち平均78分間をSNSに費やしている」「デジタルデバイスを通じたコミュニケーションの頻度は多いが、フェース・トゥ・フェースのコミュニケーションは少ない」といった内容でした。
デジタルネイティブに効く研修のポイントは、モジュール(アクティブ)、ビジュアル(デジタル)、ゲーム(ゲーミフィケーション)、共有(シェアリング)、自由度(チョイス)の5つです。デジタルデバイスを研修の中に積極的に取り入れていく工夫が必要です。
1.2 ダイナミックな演習中心型研修へ変換するコツ
グループ対抗でデジタルネイティブの国際比較3択クイズを行ったり、デジタルネイティブに効く研修のアイディアを参加者同士で次々にインタビューしたり、2人ペアで1分間スピーチしてその様子を自分のスマホで動画撮影する、などのダイナミックな演習にチャレンジしていただきました。
インタラクティブな研修を設計する時の
インタラクティブな研修を設計する時のポイントの2つ目は演習の
1.3 効果的なブレンドラーニング
バーチャル研修(実行力強化研修)では、気づく・考える・伝える・やってみる、という4つの内容を、デジタルデバイスで見られるようにビデオを多用し、
マイクロラーニングのポイントは、映像を使う、
アイディア社が提供しているマイクロラーニングの例として異文化
お客様による事例発表
午後1番には、株式会社シーエーシー様から「多国籍な新入社員を対象にした体感型集合研修」の事例発表を行っていただきました。たいへん素晴らしい取り組み内容と成果だったこともあり、会場の皆様からたくさんの質問が寄せられました。株式会社シーエーシー様、本当にありがとうございました。
第2部 できるまで徹底する定着フォロー
2.1 効果的なフォロー研修
定着フォローは「活用」「ラーニングトランスファー」とも言われます。大切なのは成果につながるかどうかという点です。「研修 × 定着 = 成果」この式からわかるように、いくら研修内容が良くても定着が低ければ成果に繋がりません。
フォロー研修を成功させるには、
会場の皆様には当社のロジカルシン
2.2 現場の成果につながるラーニングトランスファーとOJT
なぜ研修内容が仕事上に活かされないのでしょうか。その答えを探っていただくために、ラーニングトランスファーの問題点を知識系・スキル系・マインド系の3つの観点から示したビデオを見ていただき、それぞれの問題点や解決方法についてディスカッションしていただきました。
知識系の問題点は、受講者が覚えていない、
第3部 研修効果を明確にする成果確認
3.1 成果確認方法のバリエーション
研修効果を明確にする成果確認方法には、正解を選ぶ方法、正解を言ったり書いたりする方法、要約する方法、など様々なバリエーションがあります。
会場の皆様には、ラーニングトランスファーの問題点に関する4択試験を、身体を使って答えるという演習で体感していただきました。
最後に私たちアイディア社からいくつかのお知らせをさせていただき、セミナーを終了しました。
参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
今回どうしても都合が合わず参加できなかった方やこのレポートを読んでもっと詳しく話を聞いてみたいと思われた方は、遠慮なく私たちにご連絡ください。
ご連絡はこちらからお願いいたします。
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