アンケート結果発表(2019年秋)
人材育成に関するどのような情報をお知りになりたいのか?
2019年の9月から10月に掛けて、アンケート調査を行いました。その結果をご報告いたします。(回答者総数:218名)
アンケートの質問文
過去1年以内に開催した「人材育成カンプレンス」では、次の16個のテーマを取り上げました。この中に、今度の11月に取り上げて欲しいテーマがあれば、1つから4つの範囲で選択してください。
16個の選択肢
- 若手社員育成体系(若手社員育成体系の再構築)
- 社会人基礎力(社会人基礎力を高めるための具体策)
- 新入社員フォロー(自分の頭で考え主体的に動けるようになる新入社員フォロー研修)
- マネジメント力(すでに到来しているAI時代に求められるマネジメント力強化策)
- ギャップマネジメント(多様化が加速するこの時代に求められるマネジメントスキル)
- イノベーション(イノベーションを起こせる社員の育成方法)
- グローバル人材育成(グローバルで「明日から」戦える人材のつくり方)
- グローバル実践力(ビジネスの最前線で本当に役立つグローバル実践力強化方法)
- 海外研修(生涯忘れることのできない強烈な体験が大きな成果を生み出す海外研修)
- コミュニケーション力(AI時代に求められる階層別のコミュニケーションスキル強化策)
- 仕事マインド再設計(自分の業務と向き合うモチベーションが高まる仕事マインド再設計研修)
- リ・スキル(AI時代本格突入前夜における「学び直し」の具体策)
- 研修設計術(成果を生み出す効果的な研修設計法とスキル定着のコツ)
- ブレンドラーニング(ビジネス成果を生み出すブレンドラーニングの設計術)
- ラーニングジャーニー(受講者目線を主体とする成果を生み出す研修設計術)
- 研修効果測定(経営層が納得する実践的な研修効果測定方法)
アンケートの集計結果
上位5位までを並べると、次のようになります。
第1位 研修効果測定
第2位 研修設計術
第3位 仕事マインド再設計
第4位(同率) ギャップマネジメント、イノベーション
第1位に輝いた「研修効果測定」
この研修効果測定は、人材育成業界における永遠のテーマとも言えます。海外においては、1980年代から少しずつノウハウが生まれ始め、アメリカでは1990年代のROI至上主義の流れに乗り脚光を浴び始めました。しかし、恣意的に数字を無理やり作るだけでは経営層の信頼を得ることができず、「人材育成部門は嘘つきの集団である」というネガティブなレッテルを貼られる状況に陥りました。
しかし、2010年代になり経営層の期待に応えうる研修効果測定のノウハウが改めて確立されてきています。その本格ノウハウをこの日本でお伝えする自負が、私たちアイディア社にはあります。是非、ご期待ください。
第2位となった「研修設計術」
この研修設計術については、インストラクショナル・デザイン(ID)という分野が既に確立されています。しかし、従来型のIDは理屈先行で、行動変容やビジネス成果を生み出すという観点では、やや力不足でした。
ここ数年のラーニングテクノロジーの進歩に伴い、現実的にビジネス成果を生み出す手法が確立されてきました。シンプルにお伝えすると、研修を「点」として考えるのではなく、研修前後を含めた「線」として捉えて研修設計をすることで、高確率で研修をリアルなビジネス成果につなげる手法が登場しています。
世界最高峰の知恵が共有される「ATD人材育成国際会議」において、今年の5月に私たちアイディア社は講演を行い、600名を超える世界中の方々から高い評価を得ることができました。
創業以来、「いいこと教えても、現場で使ってもらえなければ意味がない」とこだわり磨き続けてきた、世界が認めたアイディア社流のメソッドも、今後無料でお伝えしていいます。
第3位となった「仕事マインド再設計」
この名称は私たちアイディア社が提供する研修プログラムの名称です。その副題は、「自分の業務と向き合うモチベーションが高まる仕事マインド再設計研修」となります。
AI時代の本格到来が間もない今、働く人のマインド抜きには人材育成を本質的に考えることが難しくなっている状況を表しているのだと感じ取りました。
第4位は同率で2つ
「ギャップマネジメント」と「イノベーション」の2つが、同率4位としてランクインしました。多様化が加速するこの時代に求められる新たなるマネジメントスキルの強化が求められている。そして、新たなる時代を生き抜くためにイノベーションを起こせる人材が強く求められていることの証左だと思えます。
カテゴリー別にも集計してみました
先ほどまで、16個の選択肢が選ばれて結果について、考察を加えてみました。みなさまのご関心やトレンドを理解するために、もう少し大きな枠組みで捉えることも大切かと思い、16個の個別要素を7つのカテゴリーにまとめてみました。
そのカテゴリー別のランキングはこちらです。
第1位は、やはり「研修設計」
個別プログラムの第一位と第二位に並んだため、カテゴリー別でも「研修設計」がトップに来たことに、納得感があります。
私たちアイディア社は、創業依頼「研修企画」と「研修設計」の重要性をひたすら唱えてきました。この本格ノウハウを無料でお届けする機会として、「特別ワークショップ」を11月から2月に掛けて、90分セミナー x 全3回 開催することを決定いたしました。詳しくは、文末に記すURLをクリックして、この無料セミナーの概要をご確認ください。
第2位は「若手社員育成」
売り手市場である激戦の採用戦線において自社に迎えた「金のタマゴ」を本物のプロに育て上げることに、ここ数年強く関心が高まっております。
私たちアイディア社が持つこの領域のノウハウを持ってお客様と共に実践した成功事例を、10月に開催した無料セミナー「1-2-3年目社員育成FORUM」の場で、お客様三社により自ら事例発表をしていただきました。
・日本光電 様
・栗田工業 様
・NTTコミュニケーションズ 様
事例発表をしていただき、本当にありがとうございました。
なぜ、この三社が若手社員育成に成功したのか?そのメカニズムを解き明かし、成功に導くノウハウを11月の無料セミナーでお伝えします。詳しくは、文末に記すURLをクリックして、この無料セミナーの概要をご確認ください。
第3位は同率で2つ
その2つは「イノベーション」と「マネジメント」
イノベーションに関する詳しい情報につきましては、年明け1月22日(水)の14:00〜15:15 (75分間)にて、無料セミナー形式でお伝えいたします。ご関心のある方は、今からスケジュールの確保をお願いいたします。
また、マネジメントにつきましては、11月20日(水)開催の無料セミナーでそのノウハウを詳しくお伝えします。詳しくは、文末に記すURLをクリックして、この無料セミナーの概要をご確認ください。
まとめ
この 度は、アンケート調査にご協力いただき、ありがとうございました。また、このレポートを最後までお読みいただけましたことにも、深く御礼申し上げます。
日本の人材育成をより良くするために、私たちアイディア社は世界にアンテナを張りながら、日本のお客様と共に実践を積み上げていきます。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
お願い
このレポートを読んだ感想を、是非教えていただきたく思います。以下のURLをクリックして、そのご感想をお気軽にお送りください。
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https://go.pardot.com/l/361491/2019-10-24/l1zwwx
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
アンケート結果に基づき企画した今後のセミナー開催情報
「人材育成カンファレンス 2019年11月」
2019年11月20日(水)
session 1 仕事マインド再設計
session 2 社会人基礎力
session 3 ギャップマネジメント
session 4 研修設計に関する特別ワークショップ(1回目/全3回)
【詳細情報とお申込先】
https://ide-development.com/seminar/hrdc11/
「ラーニングイノベーションFORUM 2019」
2019年12月10日(火)13:30-17:30
人材育成部門には今、イノベーションが強く求められている
※セミナー詳細については、後日公開予定
「人材育成カンファレンス 2020年1月」
2020年1月22日(水)
session 1 コミュニケーション力
session 2 リ・スキル
session 3 イノベーション
session 4 研修設計に関する特別ワークショップ(2回目/全3回)
※セミナー詳細については、後日公開予定
無料セミナー「人材育成カンファレンス 2019年11月」
https://ide-development.com/seminar/hrdc11/