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研修効果測定の方法と指標|ISO/TS 30437から学ぶ実践アプローチ

研修効果測定はなぜ60年以上進まないのか

研修効果測定の重要性は、人材育成に関わる人なら誰もが認識しています。しかし実態はどうでしょうか。1960年にカークパトリックが有名な研修効果測定の4段階モデルを発表して以来、この分野の実践はほとんど進歩していません。それは過去の調査データを並べると一目でわかります。

研修効果測定の実施状況に関する3つの調査結果

1990年
ほとんど
使われていない

ATD(当時ASTD)
「効果測定のベストプラクティスはほとんど使われていない」

2007年
20%

eLearningGuild
「効果測定が十分できている」と回答した担当者の割合

直近
5%

Tier 1コンサルファーム
「自社の効果測定に満足している」と回答した担当者の割合

※1990年は定性的な表現、2007年以降は%で報告された数値

30年以上にわたって調査結果が改善するどころか、満足度は20%から5%へと逆に下がっています。「やったほうがいい」と分かっているのに「実際はできていない」状態が長期間続いている領域は、人材育成の他のテーマでも珍しいといえます。

60年以上にわたって課題であり続けているこの問題に対して、国際標準化機構(ISO)が2023年6月、ひとつの答えを提示しました。それが ISO/TS 30437「人的資源管理 学習と能力開発の指標」です。期待を込めて発表されたこの指標は、本当に研修効果測定の現状を変えるものなのでしょうか。次章で内容を整理します。

「わかった」で終わらない。「できる」ようになる。
研修内容を実践で活かし、徹底した定着フォローにより職場で成果を出す

演習中心の飽きさせないダイナミックな研修

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