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人材育成担当者のスキルアップ|今から取り組むべき3つの領域

人材育成担当者に求められるスキルが変わっている

人材育成の仕事は、企業研修の「企画・運営」だけではなくなっています。研修のデジタル化、学習コンテンツの多様化、そして現場への定着支援まで、担当者に求められる役割は年々広がっています。しかし、実際には「目の前の研修対応で手一杯で、自分自身のスキルアップに時間が取れない」という声をよく耳にします。

変化の激しい時代に人材育成担当者として価値を発揮し続けるためには、自分自身のアップデートが欠かせません。本記事では、今の時代に特に重要な3つのスキル領域を、優先度の高い順にご紹介します。

今こそ強化したい3つのスキル領域

人材育成担当者として取り組むべきスキルは多岐にわたりますが、中でも今すぐ着手すべき領域は「オンライン研修の設計・運営力」「オンデマンドコンテンツの制作力」「研修定着の設計力」の3つです。それぞれの意味と実践のポイントを解説します。

スキル①:オンライン研修の設計・運営力

オンライン研修は、現代の研修手段として完全に定着しました。しかし残念ながら、世の中に存在するオンライン研修の多くは、受講者にとって退屈な一方通行の講義になっています。画面越しに長時間話を聞かされるだけの研修では、学びも行動変容も期待できません。

効果的なオンライン研修に必要なのは、「設計」「講師スキル」「運営サポート」の3つの要素です。設計面では、1回の講義を15分以内に抑え、講義と演習の比率を半々程度に保つことが重要です。ブレイクアウトルームやチャット、投票機能などのプラットフォーム機能を積極的に使い、双方向性を高めることが参加意欲の維持につながります。

講師スキルとしては、カメラ目線を意識した話し方、声のメリハリ、そして演習の指示とツール操作を同時にこなすマルチタスク能力が求められます。さらに演習中心のオンライン研修では、テクニカルサポートを担う「プロデューサー役」が不可欠です。ブレイクアウトルームの管理、チャットのフォロー、投票の進行など、裏方として研修全体を支えるこの役割の存在が、研修の品質を大きく左右します。

まずは「30分の演習中心オンライン研修」を自分で設計して実施し、録画を見返すことから始めてみてください。自分の研修を客観的に見ることで、改善点が鮮明に見えてきます。

スキル②:オンデマンドコンテンツの制作力

「オンライン研修ができるならオンデマンド化もできるでしょう」——そう言われて困った経験のある担当者は少なくないでしょう。しかし、オンデマンドコンテンツはオンライン研修を録画したものでも、スライドを読み上げた動画でもありません。その本質はYouTubeやTEDに近い、視覚的でテンポのよいマイクロコンテンツです。

効果的なオンデマンドコンテンツのポイントは4つあります。第一に「マイクロラーニング」の発想で、1コンテンツを10分以内に収めること。隙間時間にスマートフォンで気軽に視聴できるものが理想です。第二に「FAQ形式のテーマ設定」で、「◯◯を学ぶ」ではなく「どうすれば◯◯できるか」という受講者目線の問いに答える構成にすること。第三に「ビジュアル重視」の制作スタイルで、文字中心のスライドではなく、写真・図解・動画を中心に組み立て、30秒ごとにビジュアルが変わるようにリズムをつけること。そして第四に「YouTuberのような話し方」——表情豊かに、高いテンションで声にメリハリをつけて話すことです。

まずは「受講者が直面しやすい場面への対応策」をテーマに、10分以内の動画コンテンツを1本制作してみることをお勧めします。オンデマンド研修の設計や制作支援についてはアイディア・デベロップメント社にご相談ください。

スキル③:研修定着の設計力

「研修を実施したが、職場での行動変容につながらない」——この課題は、経営者や現場マネジャーから最も多く寄せられる声の一つです。研修の定着問題は古くからある課題ですが、その本質は「定着を研修設計の段階から組み込んでいない」ことにあります。

定着フォローには、研修タイプによって異なるアプローチが必要です。知識系の研修には「忘却曲線に対抗する復習設計」が有効で、クイズ、フラッシュカード、振り返りシートなどを研修後に組み込むことで長期記憶への定着を促します。スキル系の研修には「繰り返し練習の機会設計」が必要で、週1回以上のペースで4回以上練習できる場を設けることが目安です。マインド系の研修には「新しいことへの挑戦を支援する仕組み」が効果的で、小さな一歩から始められる環境づくりと、失敗を許容する心理的安全性の確保がカギとなります。

定着フォローの第一歩として、過去に自分が受講した研修の「職場での活用状況」を振り返ってみてください。何が定着し、何が定着しなかったかを分析することが、定着設計力の土台になります。

3つのスキルに共通する本質

オンライン研修の設計・運営力、オンデマンドコンテンツの制作力、研修定着の設計力——この3つのスキルに共通するのは、「受講者の学習体験と成果を起点に考える」という視点です。どれも、研修を「実施すること」ではなく「効果を出すこと」に焦点を当てた発想から生まれています。

人材育成の環境は、テクノロジーの進化とともに急速に変わり続けています。担当者自身がその変化の波に乗り遅れないよう、学び続ける姿勢を持つことが、長期的に組織の育成力を高めることにつながります。3つのスキル領域のどれか一つから、今日から少しずつ実践を始めてみてください。

よくある質問

オンライン研修の「プロデューサー役」は必ず必要ですか?

演習中心のオンライン研修では、ほぼ必須と考えてください。講師が話しながらブレイクアウトルームの管理やチャットのフォローを同時に行うことは非常に困難です。プロデューサー役を設けることで、講師は参加者との対話に集中でき、研修の質が格段に上がります。最初は社内スタッフが担当し、慣れてきたら役割を分担・専門化していく進め方が現実的です。

オンデマンドコンテンツの制作に特別なツールや機材は必要ですか?

最初から高品質な機材を揃える必要はありません。スマートフォンのカメラ、外付けマイク(数千円程度)、そして無料・低価格の動画編集ツールで十分に始められます。重要なのは機材よりも「構成」と「話し方」です。まずはシンプルな環境で1本作ってみることで、改善すべき点が見えてきます。

研修定着フォローを設計する際、何から始めればよいですか?

まず「この研修で受講者に職場でどんな行動をしてほしいか」を明確にすることから始めてください。行動目標が決まれば、その行動を妨げている障壁(知識不足・練習不足・環境要因など)が見えてきます。その障壁に対応したフォロー施策を研修設計の段階で組み込むことが、定着設計の基本的な流れです。

人材育成担当者のスキルアップを支援する研修をお探しの方へ

「研修担当者自身の育成をどうすれば良いかわからない」「オンライン研修の質を上げたい」——そうしたお悩みに、アイディア・デベロップメント社は研修設計の専門家として伴走します。まずはお気軽にご相談ください。

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