日本光電様による事例発表の概要(1-2-3年目社員育成FORUM2019の予告)
10月15日(火)に開催する無料セミナー「1-2-3年目社員育成FORUM 2019」において、日本光電様に事例発表をお願いしています。
その概要が分かりましたので、ご紹介いたします。
講演タイトル
日本光電様による事例発表
若手営業職向け研修
〜職場と協力した研修転移で、コミュニケーションスキルを向上させる〜
背景
・メイン商品は医療機器
・製品が複雑で分かりにくく、また深い専門知識が必要
・お客様である医療従事者は極めて多忙なため、十分な面談時間をとっていただくことが難しい
具体的な課題
・忙しいお客様から、短時間で正確にニーズを引き出すことが必要
・そのニーズに合わせた分かりやすい商品説明を短時間で行うことが重要
・お客様の組織構造を理解した上で、受注に向けて商談を進めていくことが必要
対策の方針
・ビジネス現場で求められる望ましい行動を特定して、それができるように研修プログラムを設計する
・ロジカルに話すスキルを徹底的に強化する
・相手のニーズを引き出す質問力を高める
・営業部門と人材育成部門が連携しながら、研修プログラムを設計し、その後も連動しながらフォローする
・2日間の集合研修をやりっ放しにすることなく、事後課題演習を毎週繰り返すプログラムにする
・勤務地は全国に広がっているため、ITツールを上手に活用して、スキル定着を徹底する
・スキル定着演習の結果で良いものは全体で共有して、良い事例から学び合う仕組みを採用する
対策の結果
当初の期待を越える成果を生み出すことができた
成功要因
1. 営業部門と人材育成部門の綿密な連携
・研修企画段階からこの両部門が連携した
・集合研修後のフォロー段階でも、この両部門がしっかりと連動した
2. 営業現場の現実に合わせた細やかなカスタマイズ
・研修会社にビジネス現場の現実を正確に把握するよう強く求めた
・集合研修で使う演習の題材やテキストを、現実にフィットするようカスタマイズした
・事後の定着演習の題材も、現場で即活用できるものを選定した
3. ITツールの効果的な活用
・ナレッジシェアアプリ「TANREN」を活用し
・ロールプレイ映像をスマホで撮影し投稿する仕組みを採用した
・ロールプレイの練習をするためのハードルを下げることができた
まとめ
人材育成部門とビジネス現場部門が、これほどまでに連携して、企画から運営実践までやり切られた、かなり稀有な事例となります。
人材育成部門は、もっともっと現場に寄り添えば、その成果は数倍にも及ぶはずです。
その数倍にできるヒントを掴みに、是非この無料セミナーにお越しください。