ヒューマンキャピタル2017 始まりました!初日基調講演の最速講演レポートです。
今年もヒューマンキャピタル2017が東京国際フォーラムで始まりました。
私たちアイディア社も展示ブースを持ち、メンバー全員で様々な講演やセッション、セミナーに参加しております。
私たちはこの3日間、セッションと展示会をフル活用し、人材育成業界を今まで以上にしっかり理解し、コミュニケーション力、イノベーション力をアップさせます。
皆様には、その成果をこのブログを通して、タイムリーに提供していきます。
楽しみにお待ち下さい。
「ヒューマンキャピタル」は、2000年の初開催以降、企業の成長を支える「人」に関わるソリューション、サービスを一堂に集め、最新情報を提供する人事業界最大のイベントとして広い認知を獲得してきたイベントです。
2017年は、ワークスタイル変革、HRテクノロジー、人事ビッグデータ/AIなど、経営戦略を取り巻く新たな潮流やニーズにも的確に応え、さらなる進化を目指していくことがテーマとなっております。
さて、初日の午前中に行われた2つの基調講演の内容を早速レポートいたしましょう。
目次
1.「日経Smart Work」プロジェクトスタート宣言パネルディスカッション「働き方改革と企業の競争力強化」
2.「Future of Learning ラーニングイノベーション基調講演パネルディスカッション」イノベーションを起こす企業を支援するタレント・デベロップメント<グローバル編>~ATD人材開発国際会議におけるこれからの「学び」~
講演レポート第1弾は、「日経Smart Work」プロジェクトスタート宣言パネルディスカッション「働き方改革と企業の競争力強化」です。
パネリストはBTジャパン代表取締役社長の吉田晴乃氏、経済産業省の伊藤禎則氏、慶應義塾大学大学院の鶴光太郎氏の3名。
経済産業省の伊藤氏のお話では、働き方改革はいよいよ次の段階に入らなければいけない、とのことでした。
ポイントは生産性の評価、契約・場所・時間にとらわれない働き方、そして人づくり革命の3点です。
慶応大学の鶴先生のお話は、時間当たりの生産性を向上させ、企業と働く側の双方の意識を変えて、評価の仕組みを考えること。それにはテクノロジーの活用が大事であるということでした。
最後に登場したBTジャパン吉田氏のお話は、ビデオも交えてとても印象的な内容でした。生産性の向上のためには数字化してモチベーションをアップさせることが重要であるとのこと。また多様性のある働き方をするのは当たり前であり、しがらみから脱却することが大事であるという内容でした。
講演レポート第2弾は、イノベーションを起こす企業を支援するタレント・デベロップメント<グローバル編>~ATD人材開発国際会議におけるこれからの「学び」~のレポートです。
パネリストはATD International Member Network Japan 代表理事の浦山昌志氏、副代表の中原孝子氏、モデレーターは日本イーラーニングコンソーシアム理事の下山博志氏でした。
ATDが語る学びの未来のポイントをまとめると、次の3点になります。
1つめはエクスペリエンス。学びの経験をいかに実務に使えるようにするかが大事であるということ。
2つめはエコシステム。世の中にはすばらしい学習コンテンツがたくさんあるので、コストをかけずにうまく利用するということ。学び合い教え合う仕組みを、コストをかけずにエコな方法でやれる方法がいっぱいあるのでどんどん利用していきましょう、ということです。
3つめはパフォーマンス。パフォーマンスの定義は人の行動を変えて成果につなげるということですが、成果につなげるためにはテクノロジーを使い、あるいはデザインを考えることか大切、ということでした。
弊社では、7月3日にATD人材育成国際会議帰国報告会を実施いたします。
まだの方は、この機会にぜひお申し込みください。
https://ide-development.com/atd/
ヒューマンキャピタル2017講演レポートまだまだ続きます。
ご来場予定の方は、ぜひアイディア社のブースまでお立ち寄りください。